B型肝炎感染拡大の原因が何であったのかを究明し,同様の厚生行政による被害の再発防止をどのように図ればよいのかを検討する活動をしています。


これまでの活動

①検証会議(集団予防接種等によるB型肝炎感染拡大の検証及び再発防止に関する検討会)の対応

・「国の姿勢」に対する指摘
・リスクの把握と対応に不十分又は不適切なところがあった
・国の体制と体質が今回の大きな問題であった
→(厚労)省としてこれまでの組織・体制の問題点を洗い出し,十分な改善策を講じることが求められる。
・第三者機関の必要性

②組織体制の問題点の洗い出し作業

・厚労省の組織体制の問題点(特に被害判明後それを放置した点について)の洗い出し作業を要求

③B型肝炎感染拡大の真相究明と再発防止への提言(真相パンフ)の作成

・検証会議で明らかになった事実などをまとめた冊子を作成。
真相究明・再発防止の各種の活動にて配布。

④シンポジウムの開催

・「集団予防接種によるB型肝炎感染拡大の真相究明・再発防止を考えるシンポジウム」を開催

⑤ブックレットの発刊・普及活動

・久野華代氏,奥泉弁護士執筆によるブックレット(岩波)が本年9月に発刊。原告のみなさんへは郵送済。


今後(現在)の活動について

①組織体制の問題点の洗い出し作業を要求→再発防止策の検討
②ブックレット(岩波)の普及活動
③厚生行政監視の方法について調査・検討
④他団体との共闘の検討など