医療費助成の実現をはじめとした署名活動を今年も行います!
署名活動は実施されました。たくさんのご協力ありがとうございます。
署名活動へ取り組み~ご協力お願いします~
私たちは、訴訟によりウイルス性被害者の救済を求めるだけではなく、すべてのウイルス性肝炎(B、C型肝炎ウイルス)の感染者に対する総合的な対策を求めています。
そのための活動の一環として、昨年(平成27年)一昨年(平成26年)署名活動に取り組みましたが、今年も次のとおりの請願署名活動を行うことになりました(署名用紙はこちら)。
請願項目は次の3つです。
① ウイルス性肝硬変・肝がんへの医療費助成を実現すること
② B型肝炎を根治する新薬の研究・開発を促進すること
③ 国民全体の肝炎ウイルス検査と検査陽性者の受診をすすめること
肝硬変・肝がんは、アルコールなどが原因と思われがちですが、実はその原因のほとんどはB型・C型の肝炎ウイルス感染です。日本では、200万人以上の肝炎ウイルス感染者がいますが、その感染原因の多くは、輸血や集団予防接種時の注射器の使い回しといった医療行為とされています。乳幼児期の集団予防接種で注射器の使い回しを放置してきた国の責任は、最高裁判決でも明らかにされています。
最近の報道にみられるように、肝臓がん患者の生存率はさまざまながんの中でも際立って低いレベルにとどまっています。これは、ウイルス感染が原因で発がんするために、手術などでがんを取り除いても繰り返し再発してしまうためです。
C型肝炎については、ここ数年できわめて治癒率の高い薬が実用化されましたが、B型肝炎はウイルスを退治する薬を研究開発中であり、多くの患者が長年にわたって通院治療を続けなければならない立場に置かれています。
そこで私たちは、①特に重症化してしまったウイルス性肝硬変・肝がん患者の重い医療費負担を軽減すること、②国の責任で広がったB型肝炎については、国の責任において根治薬を研究開発すること、③自分のウイルス感染に気付いていない国民に検査を受けてもらい、感染している場合はきちんと医療機関がフォローすることが必要であると考えています。
ぜひ、私たちが取り組んでいる請願署名運動にご協力ください。よろしくお願いいたします。
ご協力いただける方は、B型肝炎訴訟事務局までお電話いただければ、署名用紙を郵送させていただきます。または、こちらを両面で印刷できる環境にある方は、両面で印刷をいただき、B型肝炎訴訟事務局までご送付ください!(署名は自署で、住所は自治体の記載を省略せず、枝番までの記入をお願いします。署名でご記載いただいた住所などは、署名以外には一切使用いたしません。)